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California Sunshine


San Francisco Airport から日差しを追いかけて
101下れば そこはもうシリコンバレー

San Mateo, Redwood City 素通りしたなら
君が待ってる Menlo Park もうすぐたどりつく

二人の 青春 刻んだ Stanford Campus
ガレージ通った Mountain View

Sandhill の Venture Capitalist 相手にされなくて
何度も書き直した 僕等のBusiness Plan
時代は roller Coaster みたいに過ぎていくけれど
未来に描いた 夢は変わらずにいるよね



Tシャツとブルージーンズで 語り合ったLunch Meeting
別れ際 交わしたハンドシェイク ぬくもり忘れない
ネットニュースであなたが辞めると知ったとき
僕もこの場所を去る決意固めた

いまさら出会うはずもないFrontier Spirit
色あせてゆくMission Statement

こんなにも年老いた 気持ちをもてあまし
何度も振り返る 僕らのAmerican Dream

すべてを手に入れた後の穏やかなLazyness
ビーチに置き去り 海の向こうへと帰るよ



What do you feel in the California Sunshine?
Who is coming? Who is leaving?
With the dreams that's left behind.....

What do you feel in the California Sunshine?
Who is coming? Who is leaving?
With the dreams that's left behind.....




 今の仕事をはじめたばかりの頃の僕にとって、「シリコンバレー」とか「ベンチャービジネス」という言葉は、夢のような、一攫千金とロックスターのような名声をわずかの時間で手にするようなロマンに彩られていた。
 でも、この5年間、なんどもシリコンバレーに通い、ベンチャービジネス成功物語を体現するような有名経営者とも商談をして、その一方で、成功を夢見てスタートしたけれど見事に失敗したビジネスにも立ち会って、普通の人には見えないその実体にもふれることになった。夢と現実、栄光と挫折は、一つの物事のうらおもてでしかなく、それをどのようにとらえるかは、その場に立ち会った人ひとりひとりの主観にゆだねるしかないことを知った。そして、シリコンバレーは単なる夢とロマンの世界などではなく、幻想に満ちた偏った物の見方をあおる人々と、自らの欲望ゆえにその見方に踊る人々の舞台でもという側面もあることを学んだ。

 この曲は、僕が仕事をしている、ある会社の取引先であるシリコンバレーの企業の元CEOのことを歌っている。彼は自ら立ち上げたビジネスを、業界の最有力企業へと成長させ、最近引退した。彼にとっては、シリコンバレーそのものが、夢の舞台だっただろう。それはそれでいい、でも、僕の夢の舞台は、そこではない、それが、僕が5年間、何度かの出張で、あのカリフォルニアの日差しに身を置いて、出した結論だった。


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